現在希望調査の発表
公立第一志望のお子様・保護者様が気になる志望校倍率。
2022年(令和4年度)公立高校進学希望状況2回目である
12月15日現在希望調査の発表がありました。
1月13日に埼玉県HPで公開され、
1月14日の新聞報道もされました。
公立第一志望の生徒・保護者様は
非常に気になる所だと思います。
今回はこの件について取り上げます。
なお、
2月14日・15日に発表された
志願先変更前の倍率を検索されている方は
下記ブログをご覧ください。
志願先変更で倍率が下がる事を期待する方が多いと思いますが、
例年、ほとんど変わりません。その理由も記載。
埼玉県公立入試2022年2月(令和4年2月)入試倍率|志願先変更期間
戸塚安行駅、東川口駅が最寄りの駅となる学習塾
個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室に通う中学生は、
学年1位(オール5)のお子様、学習が苦手なお子様、
戸塚西中学校
戸塚中学校
安行東中学校
神根中学校
安行中学校
北中学校
岩槻中学校
新栄中学校
新田中学校 の生徒達が通います。
小学生は
戸塚南小学校
戸塚綾瀬小学校
戸塚小学校
戸塚東小学校
安行東小学校
安行小学校
新栄小学校
清門小学校
青山学院大学系属浦和ルーテル学院初等部
開智小学校 の生徒達
小規模塾ではありますが、
ご好評を頂き、
広い範囲から多くの小中学生が通います。
戸塚安行駅、東川口駅周辺には
非常に多くの学習塾があります。
その多くで、
誤った情報・誤った情報【解釈】による
進路指導を行っている学習塾が残念ながら多くあります。
是非、正しい情報、正しい情報解釈の上、
志望校へ向けて頑張って頂きたいと思います。
では、
実際にいくつかの高校を上げて解説致します。
12月希望調査と10月希望調査の違い
今回は、
下記ブログで紹介した10月1日調査とは違い、
より実際に近い数字である事を認識する必要があります。
埼玉県公立入試2022年度(令和4年度)希望状況発表!2021年10月1日現在。これは参考程度で大丈夫です。
12月の希望調査は、
10月の希望調査よりも【より現実を反映する】結果になります。
それは何故か?
10月の段階で意外と多いのが、
・そもそも自分が受けたい高校が決まっていない。
・それ以前に、高校名自体を知らないという状況
です。
また、
志望する高校と自分の学力状態を客観的に見る事が出来ず、
・とりあえず知っている所を書く
・内申点が全然足らないのに行きたいなと思う所を書く
そして
10月1日調査から12月15日調査までの間、
・新聞・埼玉県ホームページの発表を見る
・2学期から冬の間に行われる中学校での進路指導
等で、
より現実味のある高校名を書く生徒が増えます。
2022年入試、2021年12月15日現在の倍率
埼玉県全日制公立高校競争率1.12倍
(前回の10月1日調査の段階では、1.18倍)
【昨年の】12月15日調査では1.12倍
(昨年の10月1日調査では1.19倍)
だったので、
昨年同様、
私立単願を希望する生徒が多く出ているのがわかります。
※※私学助成金の拡充前である3年前※※
12月15日調査では1.18倍
(10月1日調査では1.24倍)
だったことを考えると、
公立高校入試の倍率が下がったのがよくわかります。
この頃は、
・川口青陵(1.24倍)
・草加西(1.16倍)
・川口東(1.22倍)
この3校の合計だけで、
175人もの不合格者がでるような入試でした。
併せて読んで頂きたい
【3年前当時の】ブログ
【公立高校4割定員割れ】の記事と、埼玉県南部地域の実情。2018.11
この時と比べると
公立高校に合格し易くなったと言えます。
逆に
私立の基準は上がっています。
コロナ禍の私立高校人気:私立高校の基準が上がり続けています(周辺では、特に浦和麗明・叡明)
個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室周辺高校の倍率は?
個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室は、
戸塚安行徒歩4分の場所にあります。
近場で人気なのは、
3校合併で誕生した【川口市立高校】
・新設されてからの年数(キレイ)
・川口市長も力を入れており予算も多額
である事から
非常に人気が高い高校です。
今年も、
10月での倍率は
280人定員で934人の希望(3.34倍)
と
相変わらず高い倍率でした。
公立高校は1校しか受験できませんので、
よくよく見て頂きたいのは、不合格になる数。
この倍率(定員と受験者数)で入試が行われた場合、
654人もの中三生が不合格になるという計算です。
たった1校で654人です。
では、
今回12月の倍率はどうなったでしょう?
前回10月の倍率発表の影響もあり、
280人定員で709人の希望(2.53倍)と
それでも
429人の中三生が不合格となる計算です。
少し現実味を帯びた数字に変わっています。
では、他の高校はどうでしょう?
以下、10月⇒12月です。
川口北:1.01 ⇒ 1.04
川口市立:3.34 ⇒ 2.53
県立川口:1.40 ⇒ 1.30(定員40人増)
川口東:0.88 ⇒ 0.87
川口青陵:1.13 ⇒ 1.10
鳩ケ谷:2.00 ⇒ 1.72
草加:1.31 ⇒ 1.15
草加南:1.08 ⇒ 1.06(定員40人増)
草加東:1.35 ⇒ 1.25
草加西:1.10 ⇒ 1.16
越谷北:1.83 ⇒ 1.58
越ケ谷:1.98 ⇒ 1.61(定員40人増)
越谷南:1.92 ⇒ 1.79
越谷西:1.54 ⇒ 1.27
越谷東:1.05 ⇒ 1.04
まず間違いなく
公立高校入試の最終倍率はこの通りにはなりません。
第一の理由に
私立単願希望者は
公立高校入試を受ける事は出来ませんので、
この【埼玉県全体倍率】は
減る事はあっても増える事はありません。
では、
これらから何が読み取れるでしょうか?
そして、
今後は何が起きるか?!
それは・・・
今回1月13日に発表された
12月15日現在の倍率をみて動きます。
公立第一志望の場合、
何としても公立!
とお考えの方が多い現状。
⇒
せめてここへ入ってもらいたい・入りたいという欲求よりも、
【確実に入れるところを!】と
よりお子様の学力に対してより安全な所を選ぶ。
⇒
選ぶ高校が全体的に
偏差値において下又は同等の高校へシフト。
結果、12月15日現在で
倍率が1.0を割るような低い高校が適正な倍率へ変わる。
そして、
概ね例年通りの倍率で落ち着く。
なお、
この流れに乗り難いのは、
偏差値60を超える
学校選択問題を採用している高校や
川口市立高校。
結果的に
概ね似たような倍率の可能性が多いです。
例えば
鳩ケ谷の倍率が高すぎる中、
川口東・草加西の方が倍率が低いので、そちらへ流れていく。
ここで、
以前のように
川口東や草加西の倍率が高い場合は、
三郷・八潮・和光等、少し離れた地域の倍率が適正になりました。
結論
前回の記事でも紹介しましたが、
(新設や改修、逆に大きな問題が起こった高校除く)
結局色々な情報の末に落ち着く。
もう少し突っ込んでいうと、
見るべきは、
自分が志望する高校の前年度・前々年度の倍率です。
2020年3月入試 ⇒ 2021年3月入試
川口北:1.39 ⇒ 1.04
川口市立:1.20 ⇒ 1.71
県立川口:1.15 ⇒ 1.12
川口東:1.02 ⇒ 1.03
川口青陵:1.04 ⇒ 1.08
鳩ケ谷:1.25 ⇒ 1.21
草加:1.12 ⇒ 1.04
草加南:1.22 ⇒ 1.00
草加東:1.14 ⇒ 1.12
草加西:1.14 ⇒ 1.05
越谷北:1.11 ⇒ 1.34
越ケ谷:1.33 ⇒ 1.33
越谷南:1.30 ⇒ 1.26
越谷西:1.08 ⇒ 1.02
越谷東:1.02 ⇒ 1.13
昨年倍率が高い高校は低くなり
昨年倍率が低い高校は高くなる傾向があります。
但し・・・。
これは生徒本人・保護者様の情報収集能力の変化によって
今後変わるかもしれません。
そういった時代の変化に対応した上で、
こういったデータを読み解くのはなかなか難しいものです。
情報を制する事が出来ないものが成功出来ない事は、
我々大人が一番よく知っている事ですね。
———————————————-
定員が御座います。
気になった方は無料体験でお試し下さい。
セルモ戸塚けやき通り教室では、
「中学部」「小学部」「オンラインコース」をご用意。
あなたの大切なお子様が、学習を通じて
社会で必要とされる人財となる力をつける
一助となる事を理念として運営しております。
退塾率が極めて低い!
「子」別指導による成績アップは勿論の事、
学習の仕方や学習意識も指導。
学習を通じて
社会で活躍出来る人材となるべく
自ら考え行動する力
をつける事を目指した指導
中学生以降、そして大人で飛躍する為には、
時間のある小学生の時に
優先して身につける必要のある事があります。
習い事の授業料で
今後確実に必要となる力を身につける!
高校生・中学生にも最適な
・1年365日開室オンライン自学習「みんがく」
・LINEで質問「オンライン解き方指導」
・英語の多読多聴「レプトンリーディングファーム」
通塾が厳しいお子様にも最適な学習を提供
少しでも気になった方は
又は、048-299-6233
までご連絡下さい。