中学校教科書大改訂、中学校「通知表」の評価も大きく変わります

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2021年春から中学校の教科書が大きく変わりました

2021年春から中学校の教科書が大きく変わりました。

教科書が変わると共に、
評価制度や求められる能力も大きく変わります。

今回のブログではこの事を「知って」頂きたいと思います。

戸塚安行駅、東川口駅が最寄りの駅となる学習塾
セルモ戸塚けやき通り教室に通う中学生は、
学年1位(オール5)のお子様、学習が苦手なお子様、

戸塚西中学校
戸塚中学校
安行東中学校
神根中学校
安行中学校
岩槻中学校
新栄中学校
新田中学校 の生徒達が通います。

小学生は

戸塚南小学校
戸塚綾瀬小学校
戸塚小学校
戸塚東小学校
安行東小学校
安行小学校
新栄小学校
清門小学校
浦和ルーテル学院初等部
開智小学校 の生徒達

小規模塾ではありますが、
ご好評を頂き、
広い範囲から多くの小中学生が通います。

2021年から観点別評価の観点が4観点から3観点に

下の図の通り
今までは
「知識・理解」、「技能」、「思考・判断・表現」、「関心・意欲・態度」の
4観点でした。

2021年からは
「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の
3観点となります。

「知識・理解」+「技能」⇒「知識・技能」、
「関心・意欲・態度」⇒「主体的に学習に取り組む態度」
に変更されていますね。

評価観点が4観点から3観点に変わりますが、
この
「主体的に学習に取り組む態度」の項目には
今まで通り、
「提出物」や「授業中の態度」も含まれています。

この点は従来通りで、
テストの点数が良くても
それだけでは
高校入試で使用する「通知表」の数字は決まりません。

但し、
今回の改定で追加された項目があります。

文科省からの提示。PDCAサイクルを実行出来る能力育成が不可欠

「関心・意欲・態度」から
「主体的に学習に取り組む態度」に変更されたことで、
評価される内容、必要な力が変わったことは、

文科省の教師向けページを見てもわかります。

【学習指導と学習評価のPDCAサイクル】
という項目があります。

効果的に学習を行う事や、社会人として活躍する為には、
PDCAサイクルを回す事は、重要なひとつの要素です。

このスライド資料は学校の先生向けになりますが、
評価方法について論じられたものなので、
この内容はお子様にも反映される事となります。

その実例をご紹介致します。

保護者様向け「学習案内(シラバス)」に明確に書かれたPDCAサイクル

この時期、中学校では保護者会があるかと思います。

ある2つの中学校の保護者様向け資料として配られた
学習案内(シラバス)に載っている評価方法に関する文章を抜粋します。

【主体的に学習に取り組む態度】
自分の学習を振り返り、理解できたこととできていないこと、
資料の読み取りなど高まった力と不十分な力を分析
(振り返り用紙等に表現し)
学習の進め方を改善することができたか。

発表・発言の内容、レポートやプリント等の内容を評価する

【主体的に学習に取り組む態度】
学ぶ事に興味・関心を持ち、
見通しや目的意識をもって粘り強く取り組む中で、
自己の学習活動を振り返って次につなげる
「主体的な学び」ができているかを、
評価カードやノート、問題集、レポートの工夫、
授業中の発言、取り組みや活動から評価します。

二つの中学校のシラバスの文章に共通しているのが、
評価方法において、
PDCAサイクルの事を文章化している事です。

なお、
PDCAサイクルに関してはご不明な方は
こちら:小中学生もPDCAサイクルを身につける

をクリックしてご一読下さい。

では、実際どうすればいいのか?

通知表の評価において、
今までとは変わる
【新しい評価制度】に対応する必要があるのはわかりました。

では、

いったい何をすればいいのか?
PDCAサイクルの力をつける為には、どのような訓練をすればいいのか?

答えのひとつとして、

【親が与えるものではなく、自らで見つけ、気づきを促す】

【学習面以外でも、自らで決める機会を増やすこと】

それには、
【最初から上手く出来る事はない。自らでどうにかしようという練習をする】

という事が不可欠です。

学習方法で普段から出来る具体的な一例として、
(上記PDCAサイクルを紹介しているページの一部抜粋)

「P」では
教科書・ワーク・スマホ等、「必要なものを準備」する

課題や行う事の「ボリュームを把握」する

②が自分にとってどれぐらいなのか?」を見る。
いわゆる、自分としてのボリューム。

そして、「時間の設定」や
「足らない力があれば、分かり易いテキストを事前に見る」等、
事前知識を準備する

「D」・「C」・「A」では
実行」する。
「③」において自分で設定した時間で出来たか?
終わらなければ何が原因なのか?
どうすれば良かったか?
自ら【次に活かす方法】を考え、再行動する。

とすると良いでしょう。

もっと詳しく知りたい方は、
こちら:小中学生もPDCAサイクルを身につける

この変更となった
評価制度に対応する力をつける事は大変ですが、
・今後の社会で活き抜くため
・学習向上において

こういった事を普段から練習し、
身に付ける努力をする事は、非常に良い事です。

塾で言えば、

セルモ戸塚けやき通り教室では、
学習を通じて、
【自ら考える力を養う指導】を行っています。

一番気をつけたいのが、
塾のキャッチコピーでよく使われる
「面倒見のいい塾」です。

なぜなら、

この面倒見のいい塾というキャッチコピーを使う多くの塾では、
生徒が訓練する必要のある
「何を」「どのように」「どれくらい」
といった部分を
塾が考え、課題を与え、手取り足取り【指示】することで
成績を伸ばそうとしてくれます。

これに慣れてしまうと、
「主体的に学習に取り組む態度」はなかなか伸びていきません。

塾を選ぶ際は、
学習方法の指導も方針としてもっている塾を選んで頂くと良いですね。

とはいえ、
特に学習が苦手なお子様は全く思い浮かびません。
何をしていいのかがわかりません。

そのため、
セルモ戸塚けやき通り教室でも、最初のうちは正解を言います。

しかし、
正解は言いますが、
【必ず一度は自分で考える】という工程をふみます。

こういった事を繰り返す事で、
自らの考えも持てるようになってきます。

なにごとも
「自覚」と「無自覚」は
大違いです。

結果として、

卒塾生の声(一例)

保護者様の声(一例)

こういった声が多く上がるのが
当塾と多くの学習塾との違いです。

特に一番上の感想を書いてくれた
大手個別指導塾から転塾し、卒塾した生徒の言葉が印象的でした。
「前の塾では何も考えなくて良かったもん♪」

まさに、
手取り足取りの弊害であり、
【主体的に学習に取り組む態度】の訓練がなされない
と言える言葉でした。

今回は、
中学校教科書【大】改訂に合わせて変更される
通知表の評価制度変更についてお伝えいたしました。

何かひとつでも参考になれば幸いです。

———————————————-

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この記事を書いた人

 中学生のころ、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾を開業。
 学力だけではなく、子どもの自己肯定感・自己効力感を育み「状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人」へと成長する一助となることを「理念」とし、児童心理学・脳科学も活用し、子どもの「分からないことが分からない」に寄り添った指導も行う。
 その子どもの成長には家庭環境が不可欠。親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親子関係の構築・改善相談」を行っている。

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