成績は素直に伸びない?!伸び方の秘訣とPDCAサイクル

目次

【ある一定以上】の学習をすると生先は素直に伸びる

成績は学習した時間分、素直に伸びる
と思っていませんか?

勿論、間違いではありません。

ただ、
【ある一定以上】の学習をすると

という条件を達成すれば、素直に伸びます。

この
【ある一定】が重要で、
この点を超えない限りは思うような結果にはなりません。

では、
成績はどのようにして伸びていくのか?

ある一定以上とは何なのか?

「学習が得意なお子様」と「学習が苦手なお子様」
学習効率がなぜ違うのか?

学習を通じて何を学べばよいのか?

今回はこの点について取り上げます。

戸塚安行駅、東川口駅が最寄りの駅となる学習塾
個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室に通う中学生は、
学年1位(オール5)のお子様、学習が苦手なお子様、

戸塚西中学校
戸塚中学校
安行東中学校
神根中学校
安行中学校
北中学校
岩槻中学校
新栄中学校
新田中学校 の生徒達が通います。

小学生は

戸塚南小学校
戸塚綾瀬小学校
戸塚小学校
戸塚東小学校
安行東小学校
安行小学校
新栄小学校
清門小学校
青山学院大学系属浦和ルーテル学院初等部
開智小学校 の生徒達

小規模塾ではありますが、
ご好評を頂き、
広い範囲から多くの小中学生が通います。

これから
学力向上の要素についても話しをします。

テスト前の学習時間はどの程度がいいのか?
その一点のみが気になる方は、

下記
【学力はどのようにして伸びるのか】

以降を読んで頂ければと思います。

学習向上の要素とは?

学力向上の要素をご存知でしょうか?

学力は

学習量 × 集中力 × 効率の良さ

この
【かけ算】で決まります。

かけ算なので、各々の数字が大きければ大きい程、効果が大きくなります。

・机に向かっている時間は多いけど結果が出ない
⇒集中力の欠如?非効率な学習方法?

・直ぐに休憩している・学習しているが他の事を考えている
⇒集中力の欠如

・時間長く集中している様子もある
⇒学習方法の欠如

人は忘れる生きものである事を【自覚】する

人には非常に優秀な能力が備わっています。

それは・・・

忘れること

学習においては厄介なことこの上ないですが、

この「忘れる」事が出来なければ、
人類は存続していないでしょう。

考えてみましょう。
生まれてから今までの全ての出来事を覚えているとしたら?

良い事はいいですが、悪い事まで全て覚えていたら?

人は精神崩壊を起こすでしょう。

この生命として存続するためには非常に良い能力も、
学習においては、不都合な能力・・・。

学力向上においては、
この壁を乗り越える必要があります。

そこで活用したいのが脳科学です。

脳は
何度も何度も入ってくる情報に関して、
重要なものと認知し、記憶領域へ格納しています。

覚えようとするのは勿論ですが、

この脳の特性を活かす(効果的に騙す)事で、
覚えやすくする事が出来ます。

その為に、

学習量 × 集中力 × 効率の良さ

と共に

重要なのが、

・繰り返し学習の重要性

・頻繁に登場してくる(当日・翌日・一週間)

少なくても
この2点は必須になります。

「知る・わかる・出来る・使いこなす」は別物

【知る】

学力向上をするにも、
まずは
知らなければ何も始まりません。

学習が苦手なお子様の特徴として、
この【知る】に時間をかけ過ぎています。

知らない事を必死に考えています・・・。

例として、
塾長である私の名前はなんでしょう?

これを3時間考えても5時間考えても答えは出ません。
ここに時間をかける意味がありません。
まずは
【知る】必要があります。

知る為には・・・。
問題の解答を見れば良いのです。

なお、
学問・研究として考えた場合、この答えを見るというのは大間違いになります。

安易に知るのではなく、
どうして?という事が最重要になります。

ただ・・・。
それは遊びの時間を減らして行う事です。
まさに「探求」です。

全てにおいて、なんで?を突き詰めると、
時間はいくらあっても足りません。
時間は無限ではなく、有限である事を意識しましょう。

それは我々が仕事をする際も同じですよね。
仕事では
【直接】意味がある事が多いですが、
先ずやってみない事には、いつまで経っても仕事になりません。

【わかる】

知るにも色々な意味があります。
名前(固有名詞)であれば、
「知ること=わかる」です。

但し、
一例として
「数学」「理科の計算」「そもそも日本語」

「知る=わかる」ではなく、
書いてあることの意味がわからなければ、
わかるに至れません。

暗記科目と言われてしまう理科も社会も
解説している説明は日本語です。

学習が苦手なお子様は
この日本語の意味がそもそもわかりません。
(語彙力がない)

国語力は全ての土台
と言われる所以はここにあります。

塾における授業においては
必要な生徒に、この意味変換を行っています。

例えば、中一理科で、
「露出が少ない服を着て実験をしましょう。」

と書いてあっても、
「露出」という言葉の意味がわからないと終わりです・・・(苦笑)。

「露出」は理科用語ではありませんから、
その説明は教科書にも載っていません・・・。

【出来る】

知る・わかる
が出来れば、
練習する事で、出来るようになります。

出来るようになるために行うことは、分かり易い授業を聞くことではありません。
必要なことは

【アウトプット学習】

です。

人の脳は、インプットをするときではなく、
「アウトプット=出す」ときに、覚えます。

それには
【問題を【自分で】解く】ことが一番大切なことです。

塾に行って、良い授業を受けるから出来るようになるわけではなく、
塾で、アウトプット学習をするから、出来るようになる

これは脳科学で言われている人の脳の仕組み
ですので、
覚えておくと良いでしょう。

もし、
通っている塾が、自宅での学習方法が、
アウトプット学習を重要視していないのであれば・・・。
色々と考えて頂いた方が良いでしょう。

先日、大手塾から転塾してきた中三生徒に、

この学習の伸びに必要な要素を指導した所、

「セルモ戸塚けやき通り教室で勉強をして、それ、本当に思いました」
と言ってきた言葉が
まさに、印象的です。

当然、この練習が足らないと、
「なんだっけ?」
であり、
出来るようにはなりません。

では、
出来るようになったのに、分からなくなるのは何故でしょうか?

それが、次。

【使いこなす】

出来るまで至っても、
テストに反映されない事があります。

それは、
使いこなすまでの練習が足りていない

この一点です。

「わかっていて、出来るのに、できなかった。」

お子様がこのような言葉を言ったのであれば、
まさにここです。

勉強はした。
学習量は増えて、集中もしていた。
確かにその通りかと思います。

ただ、一言。

足らなかった

これです。

では、
ここに至るまでには

・どうすればいいのか?
・どのように行えば良いのか?

前置きが長くなりましたが、
それを今から説明します。

学力はどのようにして伸びるのか?

学力が
下の図のように

学習した時間に比例して学習効果(結果)が得られれば
こんなにいい事はありません。

実際には

このように2次曲線を描きます。

これは
実生活でも実感する事が出来ます。

あなたは
越谷レイクタウンに行った事がありますか?
広大な敷地に多数の店舗があります。

私も開業直後に行きましたが、
正直、何回行っても、
どこがどこだか分かりませんでした。(^-^;

但し、
連続して何回も行く(記憶で覚えている)

こことここが繋がっているなら、
ここからユニクロに行けるんじゃか?
ユニクロがここにあるなら、
駐車場はここで良いんじゃないか?!


【一気に】記憶が繋がった記憶があるのではないでしょうか?

それが、
時間に対して効果の高い
一気に伸びるポイントに入った事になります。

・その手前の「ウダウダ期」で諦めてしまう
・時間が足らず、「ウダウダ期」を抜ける前に、テストの日を迎えてしまう

場合、思う結果になりません。

「ワーク・教科書対応教材」の1回目と2回目以降の時間と理解度の相関性

何事もそうですが、
1回目が一番時間がかかります。
理由は簡単。
初めて行うからです。

この
1回目が一番時間がかかる

というのは、

2回目になると確実に時間が減ります。

3回目は・・・
4回目は・・

試験範囲を1周するのにかかるは確実に減ります。

一方で、
理解度は【一気に】上がります。

一回学習して覚えるなんてことは、正直出来ませんよね。
少なくても私は出来ません。

2つの相関を並べると?!

学習時間と学習結果は
必ずしも等しい関係(比例関係)ではなく、
【一気に】上がってくるというのはわかりました。

二つを並べてみると、
こんな感じになります。

ここに
学習が得意なお子様と学習が苦手なお子様で
大きな違いが出てきます。

それは
学校の授業中に
どれだけ理解しているか?覚えているか?にかかってきます。

例えば、
テスト前塾での学習を12時間。

この12時間で理科・社会の学習を行った場合、

元々、図の中の右側にいる
「学習が得意なお子様」

塾の教材やワークの1周スピードが早いため、
3周程度行う事が出来ます。

逆に
学習が苦手なお子様の場合、
図の中の左側にいる為、

1周が限界です。

当然ですが、1周では(私も)覚えられません。
覚えられなければ書けません。書けなければ丸にはなりません。

学習が得意なお子様(学校の授業が聞けているお子様)

学習が得意な(学校の授業が聞けている)お子様ほど、
塾での学習時間が短くても効果が出易い傾向があります。

とはいえ、
家だと
どうしても誘惑に負けてしまう

という事が一番の課題。
大人もそうですが、【場】というのは重要です。

私も
全く集中できないなと感じる時は、
喫茶店やカフェという【場】を活用する事もあります。

当HPの「卒塾生の声」にありますが、
「集中して学習が出来た」という部分であり、効率よく学習が出来ます。

学習が苦手なお子様(学校の授業が聞けていないお子様)

学習が苦手な(学校の授業が聞けていない)お子様ほど、
テスト前での学習時間の確保が必要になります。

学校の授業内容を覚えていないので、

「こんなの見た事ありません!」

という言葉が
【普通に】出てきます。

勿論、
見た事がないのではなく、

授業で行った事、それそのものを覚えていない

のが原因です。

これでハッキリとしたかと思いますが、

学習が苦手なお子様ほど、
学習機会を持たないと、ほぼ出来ずに終わる事になります。

先程の通り、12時間程度の場合、1周がやっとです。
その状態では
【知る事】は出来ても【覚えた】に至る事は、到底出来ません。

いくら知る事が出来ても、
覚えない事には
定期テストで結果を出すことは出来ません

考える学習が必要等々、言われていますが、
現行の定期テスト制度では、
知ったものを覚えて、それが書けないと結果になりません。

あんなに頑張ったのに!結果が違う!
という言葉を
お子様から聞いた事はありませんか?

確かに
(【今】の【その生徒において】は)頑張ったと思います。

ただ、それは、
知る事は出来たが覚える・使いこなすまでに至らなかった。

しかし、
ノー勉ではなく、
知っているが故に、
「これやったのに!」と思ってしまう訳です。

・学習が苦手なお子様
・学校の授業中に何をしているのか分かっていないお子様

ほど、
学習機会(時間)が必要になってきます。

具体的な方法

具体的な方法は、それこそ沢山あります。
軽く一部だけ上げても

・逆算思考

・順算思考

・脳の特性を活かした学習タイミング

・スマホ保有率の増加・低年齢化により、2018年辺りから問題になってきた、そもそもスマホ依存をどうするか?

・スマホも活用の仕方によっては武器になる

・まずはマネしてやってみる。理解は後から付いてくる

そして、
お子様によって、

・説明すると直ぐに出来ること
・経験が無さ過ぎて、指導しても【今は】意味がないこと
・素直に行動する生徒
・「守破離」という言葉がありますが、いきなりアレンジして失敗する生徒

色々といます。

そのお子様の【今の】現状に合わせて、指導が必要です。

勿論、
個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室では、
お子様ひとりひとりを見ているので、

その時のその生徒の実力に応じたアドバイスを行っています。

その先に見えること

人は、実経験がなくても、学ぶ事は出来ます。
戦争の悲惨さを経験しなければ、それがわからないという事はありません。

ただ、
実経験があった方が、自分事として捉え、自分の基準値が上がるのは確かです。

【その時の】自分において、これだけやった。

だったら、このように改善すれば良いのではないか?
この繰り返しが人を成長させます。

そうです。
上手くいけば、それを再現させれば良いですし、
納得いかなければ、改善・修正・再行動を行う。

失敗・納得がいかないという事は、
成長への鍵であり、宝庫です。

転塾生からの話しを聞くと、
多くの塾では
手間なので行わないようですが、
個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室では、

定期テスト・成績表・通知表、北辰テスト、

テストが行われるたびに、
生徒面談を行い、

・どうすれば良かったか?
・目的が達成出来なかったとしたら、その阻害要因はなんだったのか?
・前回話しをして改善するはずだったのに、なぜ再度阻害されたのか?
・上手くいったのはどうしてなのか?


自覚してもらい、考えてもらい、
自らでどうすれば良いのか?という【訓練】を行います。

それが、
その先、高校生以降で、そのお子様にとっての違いになる事は、
卒塾生を見ているとよくわかります。

それこそ、
「前のテストで話しをして、自分で宣言したのに、それすら忘れたの?!」
ということもあります。

しかし、
その繰り返しで成長していくのは、
数多くの卒塾生を見ていてわかっている事ですし、
進路報告をしてくれる時は、何よりも嬉しい時です(^^)

下記ブログも参考にして頂くと良いですよ。

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この記事を書いた人

 中学生のころ、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾を開業。
 学力だけではなく、子どもの自己肯定感・自己効力感を育み「状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人」へと成長する一助となることを「理念」とし、児童心理学・脳科学も活用し、子どもの「分からないことが分からない」に寄り添った指導も行う。
 その子どもの成長には家庭環境が不可欠。親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親子関係の構築・改善相談」を行っている。

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