休校下、予習課題、小中学生もPDCAサイクルを身につける

目次

PDCAサイクルを身につける

学習は
ただ、やみくもにやっても効果が薄いものです。

今後、
公立学校でもオンライン学習が行われる時代になってきます。

だからこそ、これを機会
「用意されたものを、ただやる」という意識ではなく、
「学習の仕方」を身に付けていきましょう!

セルモ戸塚けやき通り教室の生徒には

これからお話しする内容が意識出来るよう
中学生にもわかる形で指導しています。

こういった事を経験している・していないという差は
社会人になった時の成長にも大きく変わってきます。

目的達成を実現するための考え方・方法

ビジネス(仕事)では、
度々社員研修でも見聞きする
目的達成を実現するための方法として

PDCAサイクル

という言葉が昔からあります。

また、
PDCAサイクルと共に聞かれるようになった

OODAループ

という言葉もありますね。

更には、
G+PDCAサイクル
という言葉もあります。

これらは仕事における目的達成の為に使われる以上、
勿論、
学習を行う上でも非常に有用な考え方です。

これらをシッカリと説明すると
3冊の本が出来上がります。(^-^;

今回のブログでは
本当に概略の部分にしぼってお伝えすると共に、
まだまだ未熟な中学生において
どのように訓練すれば良いか?について書かせて頂きます。

戸塚安行駅、東川口駅が最寄りの駅となる学習塾
セルモ戸塚けやき通り教室に通う中学生は、
学年1位(オール5)のお子様、学習が苦手なお子様、

戸塚西中学校
戸塚中学校
安行東中学校
神根中学校
安行中学校
北中学校
岩槻中学校

新栄中学校
新田中学校 の生徒達が通います。

小学生は

戸塚南小学校
戸塚綾瀬小学校
戸塚小学校
戸塚東小学校
安行東小学校
安行小学校
新栄小学校
清門小学校
浦和ルーテル学院初等部
開智小学校 の生徒達

小規模塾ではありますが、
ご好評を頂き、
広い範囲から多くの小中学生が通います。

<そもそも、PDCAサイクルとは>

社員研修や学習研修を受けた事がある方なら聞いたことがあると思います。
また、
学習が得意な生徒はこれを無意識に行っている事が多いです。

P:Plan=計画
D:Do=実行
C:Check=検証・評価
A:Act=改善、調整(Checkによる評価に従って、【再行動】する)

今までなんとなく行ってきた事も
【分解し】
PDCAを回していくと、見えなかったものが見えてきます。

なお、よく、
Actを勘違いして覚えている方がいます。

Doと同じ「行動」ではありますが、
改善・調整を含めた「再行動」という事を覚えておいて下さい。

学生においては、
勉強でPDCAサイクルがはあまり活かせてなくても、
実は
普段の生活では活かしています。

どうやったら
・自転車乗れるようになるかな?
・サッカーのドリブル上手くなるかな?
・対戦ゲームで相手に勝てるかな?
だから次はこうやろう!

というように。

また、
学習が得意なお子様
勉強以外で行っているのと同じように、

勉強でも無意識に行っています。

ただ、
何事も

意識する事は重要なこと

であり、
意識すれば、
更に出来るようになる事です。

この機会に、
「学習が苦手なお子様」も「
学習が得意なお子様」も
是非、
【学習でも意識】しましょう!

【自覚】【無自覚】は、その後の成長が大違い です。

<G+PDCAサイクルとは>

上記PDCAサイクルに「ゴールを明確につける」ことで、
行動や計画にブレがなくなります。

その意味では
G(ゴール:目的)をつけた方が間違いなくよいです。

ただ、
このゴール設定が上手くできないお子様もいます。

「自分がどのようになりたいのか想像がつかない
「何がしたいかわからない」

という場合です。

人間、想像がつかない事は実現不可能です。

目的・目標があった方が良いのは間違いないですが、
そこにこだわると、
視野・見分の狭い「自分探しの旅」が始まってしまいます。(*_*;

頭でっかちに考えるのではなく、
行動する(経験する)中で見つかる事も沢山あります。

その意味では、
PDCAサイクルをまわすことで、
見えてくるものがあります。

そこから「G」を考えるのもひとつです。

<OODAループとは>

O:Observe=観察
O:Orient=状況に対する適応・判断・仮説立て
D:Decide=仮説に基づき意思決定
A:Act=意思決定した方針に従い実行・仮説の検証

PDCAサイクルと比べると
より、現代という時代背景に即しています。

刻一刻と変化する情勢の中で
迅速性と柔軟性を兼ね備えた意思決定プロセスと言え、
仕事を行うには有用と思います。

ただ、
これを行うには
状況認識能力の訓練が必要となり、
未経験のお子様には
説明が難しい上、一定の経験が必要となります。

<PDCAサイクルとOODAループどちらが適している?>

長くなるので、
ザックリとし過ぎになりますが、

OODAの特徴は
失敗は修正しながら、
「まず動いてみる」という最大の特徴があります。

ただ、
間違いや失敗に対しての指摘が厳しい日本人の特性という意味では、
なかなか行い難いかもしれません。

そして、
PDCAサイクルの欠点としては、

慎重な仕事の姿勢や行動の特性ゆえ
プランを重視し過ぎる事
行動のスピードを遅くさせている側面があります。

また、
シッカリと分析して、なんども検討し、計画を立てる事で、

計画どおりにいかないとモチベーションが下がる場合も

また、
OODAとPDCA、

学習においてはどちらが優位という事ではなく、
その生徒により最善が変わってきます。

【状況把握能力が高い】生徒は
OODAが向いていると思います。

経験が少ない生徒は
上記で書いてある通り、
既に無意識で実行している
PDCAサイクルの方が良いです。

ただ、
最初の「P」でつまづく事が多い。

そこで!

【多くの】中学生ではどのようにすればよいか?!

<中学生は取り組み易さを重視したPDCAサイクル>

日本人の特性・日本の教育・今まで経験してきたことを元にして
取り組み易いという意味では、

PDCAサイクルを
下記のように考えると
一番重要な【行動】がし易くなります。

・ざっくり:「P」
・面倒臭がらず・失敗を恐れず・集中して:「D」
・出来た事を自ら褒め認め・改善法を考える:「C」
・改善策の上で再行動する:「A」

「計画」=「P」を大切にするのは良いのですが、
この段階で脱落する生徒が多いのは、間違いありません。

お子様によってはこれも厳しい場合もあるかと思います
その場合は、
「P」よりも、
「D」・「C」・「A」を重視するよう意識。

更に・・・という場合は、
まず、
「D」を愚直に【実行】するところから始めましょう。

<中学生が取り組む、より具体的な一例>

中学生が行うための具体例としては、

「P」では
教科書・ワーク・スマホ等、「必要なものを準備」する

課題や行う事の「ボリュームを把握」する

「②が自分にとってどれぐらいなのか?」を見る。
 いわゆる、自分としてのボリューム

 そして、「時間の設定」や
「足らない力があれば、分かり易いテキストを事前に見る」等、
事前知識を準備する

「D」・「C」・「A」では
実行」する。
「③」において自分で設定した時間で出来たか?

 終わらなければ何が原因なのか?
どうすれば良かったか?
自ら【次に活かす方法】を考え再行動する。

<上記を 更に説明すると・・・>
必要なものの準備
「物理的に用意する」でも良いですし、「書きだす」でも良いです。
多くの学生は、
学習の前に「宝探し」を行います。

この「宝探し」に時間がかかり過ぎ、
「宝探し」だけなのに「勉強やったー!」という気分になる事を避けます。

ボリューム把握
例えば休校中の課題であれば、出されている総量は全員一緒。

自分としてのボリューム把握
ここが重要
同じ課題の量でも生徒の理解度によりかかる時間は確実に違います。

得意なお子様では10分で終わる事も、
学習が苦手なお子様で予習の場合は、2時間かかっても終わりません。

そういった場合は、
問題に取り組む前に、まず、【公式】や【言葉】の確認をしましょう。

全く知らない事は何も出来ないですし、
わからな【過ぎ】は、
「D」を行った際にあっという間に誘惑に負けます。

実行・検証・評価・改善・再実行
最初は、「C」・「A」に難しさを感じる事があるかも知れません。
ただし、

【一度で上手く出来る事はあり得ない】
と思い、

「自ら改善方法を考える」こと
「再度実行してみる」
この部分を大切にしましょう。

を効果的に行う為に、③がある

と思いましょう!

である「P」を重視(意識)【し過ぎない】

なお、
「D」を行うには、TODOリストの作成も有効ではありますが、

一度に色々と行うのは難しいので、今回は省略します。

余談
<失敗を恐れず取り組む姿勢をつける>

心理学では、
「根拠のない自信を持っている人こそ成功する」

という研究結果もあります。

代表的なひとりに
「最初にあったのは、夢と根拠のない自信だけ」
(ソフトバンクの孫正義)

成功者には
自己肯定感が強い人が多いのは確かです。

お子様が何をするにも、
失敗に目を向けるのではなく、
出来た事を褒めるようにしましょう。

・・・・ただ、
間違いないでください。

よく、褒めて育てる系の本がありますが、
解釈を間違えて読む方がいます。

「怒らない子育て・褒める子育て」となると、
怒ってはいけないと思うと思いますが、
当然、怒る事も必要だと考えます。

ただし!
自分(親)の機嫌で怒る事は避けましょう。

とはいっても、
親もまた人です。感情的になる事はあると思います。

冷静になった際に、
なぜ怒ったのか?シッカリと説明してあげましょう。

なぜなら。
「子供は【未熟であっても】人格を有した人間のひとり」

この事は
常に忘れないでいたいところですね。

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この記事を書いた人

 中学生のころ、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾を開業。
 学力だけではなく、子どもの自己肯定感・自己効力感を育み「状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人」へと成長する一助となることを「理念」とし、児童心理学・脳科学も活用し、子どもの「分からないことが分からない」に寄り添った指導も行う。
 その子どもの成長には家庭環境が不可欠。親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親子関係の構築・改善相談」を行っている。

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