消費税増税を知っているのは学力?語彙力? 語彙力を基礎とした力が今後人生の鍵となる。

消費税が上がるという事は、塾の受講料も当然消費増税に合わせる事になります。

この案内。
保護者様への封書で行うのが一番簡単です。

但し、

生徒本人が知る必要があります。
お父さん・お母さんが頑張って働いたお金で塾に来れるという事を。

当塾では
生徒ひとりひとりに周知と質問をしました。

 

大人が消費税が8%から10%になる事を知らない事はありません。

但し、
それが小中学生となると・・・?!

 

こういった機会に
政治や経済の事に興味を持つと良いですね。

 

興味を持たないまでも、
【知る】
という事がなにより重要です。

世の中、不景気とは言われますが、
今の小中学生は
昔の小中学生と比べて
飲み物ひとつとっても恵まれているとは感じます。
おこづかいがいくらなのかわかりませんが、
喉が渇けば、一番高い飲料水の買い方である自販機で買ってきます。

この行動ひとつからも言えるのですが、

特に自分が
【困っていないので】

消費税の増税も知らない・興味がない・興味をもつ必要がない。

 

そして、
生徒と話しをしていると、
この世の中の変化を知っている・知らないの違いは、
学校の成績とは必ずしも相関性はありませんでした。

 

5教科オール5の生徒が何人も在籍していますが
答えられる生徒もいれば、答えられない生徒もいました。

一方、

学習が嫌いで
社会の成績もとりわけ良くない生徒でも

オール5の生徒よりも詳しく説明できる生徒がいました。

 

それは何故か?!

相関性が出たのは5科の成績ではなく、
何だったのか?!

 

戸塚安行駅、東川口駅が最寄りの駅となる学習塾
セルモ戸塚けやき通り教室に通う中学生は、
学年1位のお子様、学習が苦手なお子様、

戸塚西中学校
戸塚中学校
安行東中学校
神根中学校
安行中学校
岩槻中学校

新栄中学校 の生徒達が通います。

 

消費税が増税される事は、
周知の事実です。

大人でも分かり難い事は、
軽減税率ですね。

これは複雑すぎて、
誰得なんだろう?と思ってしまう事でしょう。

 

それは置いておいて・・・。

では、
子供達はどうでしょうか?

小学生でも中学生でも、
返答内容は下記のようにわかれます。

1.消費税が上がる事は知っているが、今の税率を知らない。

2.消費税が上がり、8%⇒10%になる事も知っている。

3.その上がった税金がどこへ行くのかまで知っている。

4.残念ながら・・・消費税という言葉そのものを全く知らない。

 

小6で「3」を答えられる生徒もいました。
正直、学年は関係ないです。

なぜなら、
学校の授業として明確に消費税を知る事になるのは、

だいたい中三2学期から行われる「公民」を習う時です。

 

より、まず第一に
普段の生活、ニュース等を見る、家族で話しをする

これらの差が明確に出る内容です。

 

消費税が上がる事により、
当然ですが塾の受講料も上がります。

正確に言うと、

受講料が上がる訳ではなく消費税が上がっているだけですが・・・。

 

保護者の方へ封書を使ってお知らせするのも良いのですが、
セルモ戸塚けやき通り教室は普通の塾ではありません。

 

せっかくなので、
消費税の事をどの程度知っているのか聞きながら、
保護者様への消費増税による受講料変更案内の用紙を渡しました。

 

セルモ戸塚けやき通り教室では、
年長~継続高校生まで、幅広い年齢の生徒が在籍しています。

戸塚安行の地に開校してから7年が経過していますので、
7年在籍している生徒もいます。

 

小学低学年は流石に言葉を知らな過ぎるので、
別として、
小学高学年以上の生徒には
案内を渡す際に聞いてみました。

「10月から始まり、自分(生徒)にも関わるお金の変更点は何でしょう?」

 

 

ここで既に第一関門が・・・。

小学生・中学生に関わらず、【語彙力がない生徒】だと、

「自分にも関わるお金の変更点」という

この言葉そのものの意味がわかりません・・・。

 

より、語彙を下げて、
「買い物をした時に払うお金が変わるのは何故でしょう?」

に言い換えます。(^-^;

 

ここで色々な反応を見る事が出来ます。

 

生徒
「何かあるんですか?全くわかりません」

本当に何も知りません・・・。

 

生徒
「消費税ですね!」
塾長
「では、現在の消費税は何パーセントでしょう?」
生徒
「知りません・・・」

消費税という言葉は知っているが何なのかわからず買い物しています

 

生徒
「消費税が8%から10%になるんですよね?!」
塾長
「では、200円の物を買ったらいくらがいくらになるのでしょう?」
生徒A
「216円が220円になります!」
生徒B
「んーっと・・・」

消費税の事は分かっていても、小学生で習う割合が苦手なんですよね。
割合を知っていると、
スーパーで、
50%OFFシールが貼られていると、÷2をすればいいのですが、
30%OFFシールが貼られている場合、分からないのです。

算数はこんなところでも役に立ちます。

 

生徒「消費税10%になるんですよね。冗談じゃないですよ!」

まさにお母様の味方!というような生徒となります(笑)。

 

ここでもう一つ。

塾長
「では、10%になるので受講料が変わります
という案内をしているのですが、私は得するか?得しないか?
また、その理由は何故でしょうか?」

生徒A
「得をする!だって値上げだから!」
生徒B
「得をする!なんとかく」
生徒C
「得しない!わからないけど」
生徒D
「得しない!国に納めるから」

 

そうですね。

厳密に言うと色々とありますが、
(細かい部分は経理を仕事としている方は分かると思います)

大雑把に言うと、

全く得はしない

です。

理由は簡単。

頂いた税金分を
私は消費税納付するだけですから・・・。

 

ただ、
保護者の方は
生徒A「得をする!だって値上げだから!」の感覚が強いと思います。

支払うお金が変わるわけですからね。(^-^;

 

ここで、

消費税の事を知っている生徒には、

「自分達も納める税金がどのように使われているのか?
考えてみると国や社会の事がもっとわかるようになるよ」

というアプローチをする事が出来ます。

 

一方で、そもそも消費税を

知らない・税率を知らない・どうなるか知らない生徒には

「100円の物を買っても支払う金額が変わる事をまず知ろう!」
「なぜそうなるのか?という事も新聞やニュースを見てみよう!」

というアプローチにとどまります。
それ以上話しをしても難しすぎるからです。

 

この生徒達の回答の差。

最初にお伝えした通り、

5科の成績よりも相関性の高い項目がありました。

 

その生徒達の特徴として、

・本を読む事が好き
・読解力・語彙力がある
・家庭で新聞やニュースを見させられている?!

ケースがほとんどです。

 

何故そのような事となるのか?

 

理由は簡単です。

語彙力がある生徒は、

色々な言葉を知っているので、
スーパー・コンビニ・新聞・ニュースで
消費税増税の事が言われる・書かれていた際に、
【聞く事が出来る】【読む事が出来る】

反応する事が出来ます。

 

一方、

語彙力がない生徒の場合、

【知らない言葉】なので、
【まるで知らない国の言葉が書かれているのと同じ状態】
であり、
視線が止まる事も意識が行く事も読む事も気にする事もありません。

 

AI・ロボット時代を生きるこれからの子供達。

思考力・判断力・表現力の育成

という
文科省の言っている言葉は聞いたことがあると思いますが、

但し、

思考するにも判断するにも表現するにも、

【言葉そのものを知り、使えなければ何も出来ません】

 

学校定期テストの5科は勿論重要です。

 

但し、
これからの世の中を自分らしく生きていくには、
語彙力・読解力を持った上で、表現力を持つ。

そして、
他者の為に動くという協働・利他の精神という事も
今までよりも更に必要となるでしょう。

 

当塾で、ことばの学校を行っている生徒は
色々なことばを早く正確に読む力を継続して育成する。

ことばの学校を受講していない生徒は、
本を読む、経済・社会ニュースを見る、新聞を読む、漢字の練習をする。

 

こういった事を行い、
力をつけていかない場合

大人になった際のコミュニケーションで簡単に見透かされてしまう事になります。

 

勿論、
語彙力があっても、人前が苦手で・・・。という事では力を発揮出来ませんが、
それは後からでも育成は可能です。

私が7年前塾として起業する前、
上場企業や公務員として勤務していた際に
人材教育に携わっていた経験から見ると、本当に感じる所です。

是非、
お子様に語彙力がつく上記行動を実行してみて下さい。

 

なお、
未就学児の保護者様が
この記事を読んでいる場合、

是非、
読み聞かせをしてあげてくださいね。

その後、
読書好きになる可能性がかなり高まりますよ(^^)

 

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この記事を書いた人

 中学生のころ、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾を開業。
 学力だけではなく、子どもの自己肯定感・自己効力感を育み「状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人」へと成長する一助となることを「理念」とし、児童心理学・脳科学も活用し、子どもの「分からないことが分からない」に寄り添った指導も行う。
 その子どもの成長には家庭環境が不可欠。親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親子関係の構築・改善相談」を行っている。

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