全国学力テスト、2年ぶりに実施(全国の小学6年と中学3年生)。国語力の必要性を感じる問題。

目次

全国学力テスト、2年ぶりに実施

今回は昨今の様々な問題を反映した
全国学力テストに関して取り上げて参ります。

また、テスト内容を見ると

AI・ロボット時代となった
これからを生きる
未来を切り拓く子供たちに必要な力

を反映した内容でした。

戸塚安行駅、東川口駅が最寄りの駅となる学習塾
セルモ戸塚けやき通り教室に通う中学生は、
学年1位(オール5)のお子様、学習が苦手なお子様、

戸塚西中学校
戸塚中学校
安行東中学校
神根中学校
安行中学校
北中学校
岩槻中学校
新栄中学校
新田中学校 の生徒達が通います。

小学生は

戸塚南小学校
戸塚綾瀬小学校
戸塚小学校
戸塚東小学校
安行東小学校
安行小学校
新栄小学校
清門小学校
青山学院大学系属浦和ルーテル学院初等部
開智小学校 の生徒達

小規模塾ではありますが、
ご好評を頂き、
広い範囲から多くの小中学生が通います。

令和3年全国学力テスト実施

昨年はコロナ休校もあり実施されなかった全国学力テスト

対象は、
小学6年生と中学3年生、約208万人が対象。
教科は、
国語と算数・数学。

この全国学力テストが、
5月27日、
2年ぶりに実施されました。

例年は4月実施、
早ければ夏休み前に結果が分かりました。

今回は、
昨年の一斉休校による学習の遅れも考慮し、
この日程での実施。

結果は8月中に公表される見通しとの事。
生徒の手に渡るのは夏休み明け、2学期最初でしょうか。

テスト内容とテストの回答方法

「データの活用」という新学習指導要領の内容を踏まえ、

・統計から解答する問題
・SNSを扱った問題


登場したテストでした。

また、
「全国学力テストに臨む児童ら」

として紹介されている写真にも
コロナ禍により進んだGIGAスクール構想の一旦が垣間見えます。

ひとり1台のタブレット端末(またはPC)で回答

生徒達と話しをしていると、
学校でも徐々にICT機器を利用しているのが分かります。

問題と解答は、
新聞各社で確認する事が出来ます。

また、ネットでもアップされているのでご確認下さい。
国立教育政策研究所HP

中には、
これだけ問題を読ませておいて、問いは1つ?!と思うような問題も。

また、算数・数学の
最近の傾向ではありますが、

純粋な計算問題は
小学生:0問
中学生:1問

というものでした。

いずれにしても、
【算数・数学】という教科にもかかわらず
多くの文章・図表を読まないと解けない問題でした。

この傾向は
大学入試でも言える事です。

同時に実施されたアンケートが現在を反映しています

同時に実施されたアンケートでは、
就職試験の適性検査のような内容や
様々なアンケートもありました。

様々なアンケートの一例として
・勉強や読書の習慣・時間
・携帯・スマホの使い方にルールはあるか
・ゲームの時間はどの程度か
・学校でICT機器を使用したか・役に立つと思うか

また、
昨年(令和2年4・5月)のコロナ休校で
・学習に不安を感じるか?
・分からない事があったときどうしたか?

という問いも含まれていますね。

昨今
教育業界では

・デジタル教科書の有用性と視力低下の因果関係
・国際的に見た日本のICT利用率の低さ
・コロナ休校による学力低下の影響

という
話題がよく上がっています。

こういったデータをシッカリと活用して、
今後の子供たちへの学習サポートに反映されることを願う所ですね。

これから必要な力を反映したテスト

上記
「テスト内容とテストの回答方法」でも記載致しましたが、

算数・数学であっても

文章を読まなければ解けないという問題

でした。

<算数>

3×4=12
であるのは当たり前ですが、

なぜ
3×4=12を行うのか?
その本質がわかっているか?
という学習が必要です。

かけ算(九九)を覚えるのは暗記です。

ただ、
暗記のみでは回答出来ません。

例えば
「3つのリンゴ1籠が4人分だから、全部で12個」
であり、
脊髄反射のように
3×4は12!を答える訓練を延々と行う学習では何も答えられません。

ある学習機関から転塾してくる小学生、
計算は確かに早いのですが、
文章題になると全くと言ってよいほど詰まります・・・。

但し!
計算が出来る事は重要な事です。
文章題や様々な図表を使った問題も、
何を回答するのか?読み解いた上で、
計算を行いますから。

なお、
セルモ戸塚けやき通り教室の算数では、
こうした計算だけではない「算数の本質」を
ICT機器を使用し、効率よく学習するカリキュラムとなっています。

<国語>

高校入試問題・中学入試問題と比べると文章量は少ないものでした。

但し、
①友達同士での会話から心情を読み取って回答する問題
②説明的文章を読み回答する問題

という問題があり、

特に
①が重要となってきます。

これは
国語の解答テクニックだけではなく、
多くの語彙に触れると共に、
「心情を理解する」事が必要となります。

心情を理解するには、
良書を多読するのが一番効果的です。

なぜなら、
本を読むという事は
一度しかなく、限られた時間を生きる我々人間が、
多くの人生を疑似体験する事も出来るからです。
多くの人生に触れるという事は、
多くの考え方にも触れるという事になります。

セルモ戸塚けやき通り教室では、
「ことばの学校」という良書多読のカリキュラムがあります。

また、
本を読む(字を読む)事が苦手なお子様は、
マンガから読み始めるのが一番です。

マンガに慣れたら、
いわゆるライトノベルと呼ばれる
挿絵が多く小学5年生が軽く読む事が出来る小説等も良いでしょう。

ただ、
ある程度の語彙力・想像力が付いたお子様の場合、
こういった本を読んでも語彙力は付きません。

多くの小学5年生が読みやすいように書かれているので、
難しい語彙を使う事はないからです。

ここまで成長したお子様の場合、
ライトノベルはあくまでも娯楽という位置づけに変わります。

<まとめ>

算数・数学:
計算能力は必須。但し、それだけでは解けない

国語:
語彙力は必須。語彙力がなければそもそも文章の意味がわからない
その上で、
良書を多く読む事で、感受性や想像力・表現の仕方を学ぶ

これらは、
学校の成績という学習においては勿論ですが、

AI・ロボット時代となった
これからを生きる
未来を切り拓く子供たちに必要な力

であることは間違いない事ですね。

時間のある小学生のうちから
学んでおきたい事であるのは間違いないことです。

<英語>

なお、
今回のテストでは英語はありませんでしたが、
英語は教科書改訂で大きく変わっています。

英単語で言えば、
2020年までは
小学校0語+中学校1200語=小中で1200語

2021年からは
小学校800語+中学校1700語=小中で2500語

と改訂されています。
実に2倍以上です。

更に、
今まではアルファベットも書けない新中一生が多かったのですが、
今後、それでは中学校になってから置いていかれる事となります。

また、
リスニングでは
大学入試や高校入試でも配点が2倍になる等
大きく変貌しております。

英語の多読多聴は
ご家庭で出来るオンラインカリキュラムが有効ですのでご紹介します。

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以上、
今回は2年ぶりに行われた
小学6年・中学3年生対象の全国学力テストについての情報提供でした。

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この記事を書いた人

 中学生のころ、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾を開業。
 学力だけではなく、子どもの自己肯定感・自己効力感を育み「状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人」へと成長する一助となることを「理念」とし、児童心理学・脳科学も活用し、子どもの「分からないことが分からない」に寄り添った指導も行う。
 その子どもの成長には家庭環境が不可欠。親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親子関係の構築・改善相談」を行っている。

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