ビックリするぐらい・悲しくなるぐらい、親の話しを覚えていない。どうする?!

子育てにおける一年の振り返りを行う際、
重要な事をお伝えいたします。

ビックリするぐらい・悲しくなるぐらいに
親の話しを聞いていない・覚えていないという話しです。

 

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親は本当に子供が心配です。

・あなたを心配しているから言っているのよ!

・私と同じ失敗はしてほしくないのよ!

・こうしているとこうなるのがわかるから!

等々
思うかと思います。

 

勿論、

【色々と言う事は重要です】

 

放置しましょう。何も言うわないようにしましょう。
褒めるだけで育てましょう。

という内容ではありません。

なぜなら、

伝えなければ、
【知る】事が出来ないのですから。

 

しかし、
こんなに心配して言っているのに、
当の本人に自覚(必要性)がなければ、
心の中で耳を塞いで聞いたふりをしているだけです。

 

それを証明するとても残念な事が、
テストの結果の後に、

「お母さんは何か言っていた?」
と聞いた場合の回答です。

 

この回答が保護者の方にとっては衝撃的です。

・「なんか色々と言っていましたけど忘れました」

・「んー、なんか言ってた」

・「話しが長くて何が言いたいのかわからなかった。
  だけど怒られている事だけはわかった」

・「褒めてくれるけど、その後が長いのがわかっている聞いていません」

・「言いたい事はわかりますけど、説明出来ません(=同じことを繰り返す)」

 

・・・
4つ目は確信犯ですが、
共通して言える事は

子供の事を想って言っている事なのに、
話しの受け手である子供は
ほぼ何も覚えていないという・・・。

 

これは
【大人が話す語彙力に対して、聞いている子供がついていけていない】
場合は別でが、
生徒の成績の良し悪しはあまり関係ありません。

 

特に怒りの感情で言われた事は、
【その時は怖いので覚えている】
しかし、
【翌日には忘れてしまっている】
多くの子供で起きている現実です。

先ほども言いましたが、
成績の良し悪しはあまり関係ありません。

これはどちらかというと、
心理学の範疇になりますが長くなるので割愛します。

 

ネガティブ発言・親からの一方的な改善提案・指示命令
話しが始まった瞬間から耳栓状態です。

 

ただ・・・
冷静に思い返すと・・・

私自身が中学時代
「うるさいババアだな」
という
【感情を持ったこと】は覚えています。

しかし、
そこで何を言われたのか?というのは、ひとつも思い出せません(^-^;

このブログを読んでいただいているあなたはどうでしょうか?

 

では、
どうすればよいのか?

それは・・・。

 

ひとつの方法として

 

「どうしたらよいのか、自分で考えさせて発話させる」
事の方が良い事が多いです。

 

※ここで物凄い注意点があります!

この自分で考えさせて発話させるという点ですが、

・語彙力の少ないお子様
・普段怒られてばかり(親に指示命令される)のお子様

であればあるほど、
残念ですが、

こちらが求めている内容とは程遠い事を言います。

 

正直、保護者の方からすると
「何言っちゃってんの?」と
思うレベルです(苦笑)。

 

理由はシッカリとあります。

【語彙力が少ないお子様は】
そもそも会話の内容自体が幼稚です。

これは大人も経験したことがあると思います。
仕事上でも語彙力のない相手との会話は
満足なキャッチボールが出来ません。

 

【怒られる=耳を塞ぐ】
【指示命令されている=自分で考える習慣がない】
お子様は、

【どうなったら何をすればいいのか?】
という事を言われて
1から答える事がそもそも訓練されていないので出来ません。
親の言う事をやっていればいいんでしょ?です。

 

この状態で成人した場合、何が起こってくるか?
というと、

【言われた事しか行わない=行えない】
という新入社員が出来上がります。

 

会社員時代に人材教育として
多くの新入社員や
高学歴新卒社員とも話しをしましたが、

こういった過去を持つ方が非常に多いのは事実です。

 

これをすれば、これが必要となるだろう
という
察する能力も育まれていません。

 

ひとつの方法なので、
こればかりするというわけではないですが、

 

何かを話した際には、

「私は何が言いたかったのでしょう」
と聞いてみて下さい。

ビックリするぐらいわかっていません(^-^;

 

卒塾生が進路報告に来てくれていますが、
通塾当時を楽しく?!思い出す際に、

「塾長、話した後にすぐ言わせるから嫌なんですよ~」

と話す生徒が今まで何人かいました。(笑)

また、数年前の生徒。
卒塾時に絵を描くのが好きな生徒がこんなプレゼントをしてくれました。

爽やかボイスかどうかは別として・・・(苦笑)。
女の子の絵は、
塾に飾ってあるイメージキャラクター?です。

 

この色紙の裏には、
「塾長の数々の名言がまだ響いています。」

と書いてくれています。

正直、
中二から通塾し卒塾。
現在高校生のこの生徒にも

自分の子供であれば挫けていたか?!と思うぐらいに、
同じ事を何度も言っていました。(苦笑)

それぐらいでやっとです(^-^;

 

このブログを読んで頂いているあなたとお子様は
普段一緒に生活しているわけなので、

余計に感情的になってしまう事も多いと思います。

そんな時こそ、
深呼吸等をして、

少し冷静になってから、
話しをし、
その後に、
「私は何が言いたかったのでしょう?」

と聞いてみて下さい。

勿論、
「何もわかってないな!」

と怒る事のないように。(^-^;

 

実は、このやり取り。
言っている大人側も役に立ちますよ。
【語彙力を下げた上で要約して話しをするという】という
かなり難しい事の訓練になります。

 

参考になる点があれば幸いです。

 

声掛けの仕方については
こちらも参考にして下さい。

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この記事を書いた人

 中学生のころ、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾を開業。
 学力だけではなく、子どもの自己肯定感・自己効力感を育み「状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人」へと成長する一助となることを「理念」とし、児童心理学・脳科学も活用し、子どもの「分からないことが分からない」に寄り添った指導も行う。
 その子どもの成長には家庭環境が不可欠。親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親子関係の構築・改善相談」を行っている。

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