卒塾生の成長を実感。精神的な支えとしていつまでもあり続ける学習塾

目次

精神的な支えとしていつまでもあり続ける学習塾

長く地域に根差した学習塾を行っていると、卒塾生が大学進学・社会人就職をするようになります。

来年4月から社会人になる卒塾生(大学4年生)が
中学生通塾時代に言った事

「塾長!僕が働くようになったら、僕のおごりで食事に行きましょう!」

約7年も前の自らの発言を覚えており、
約束を守りたい
という事で、成長の軌跡を聞きに行きました。

ここでも感じるのが、

学力は間違いなくあって損する事はないですが、
最も重要な事は、

自己肯定感の獲得・成長

と感じる所でした。

キーワードは

自己肯定感、チャレンジ精神、堅牢な港、

です。

特に3個目は何のこと?

なるかと思いますので(笑)説明致します。

戸塚安行駅、東川口駅が最寄りの駅となる学習塾
個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室に通う中学生は、
学年1位(オール5)のお子様、学習が苦手なお子様、

戸塚西中学校
戸塚中学校
安行東中学校
神根中学校
安行中学校
北中学校
新栄中学校
新田中学校 の生徒達が通います。

小学生は

戸塚南小学校
戸塚綾瀬小学校
戸塚小学校
戸塚東小学校
安行東小学校
安行小学校
新栄小学校
清門小学校
浦和ルーテル学院初等部
開智小学校 の生徒達

小規模塾ではありますが、
ご好評を頂き、
広い範囲から多くの小中学生が通います。

異動がないので、卒塾後も、頼りたいと思えば、いつでも頼れる塾

個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室は、
フランチャイズの学習塾ですが、
塾長それぞれがオーナーでもあるので、
学生講師は社会人になりいなくなってしまいますが、
塾長も常勤職員も異動はありません。

という事で、
卒塾生が、近況報告や悩み相談をする為に
久しぶりに塾に行っても、
お互いに
「誰ですか?」
という事にはなりません。

今までも
色々と卒塾生が来てくれました。

中には、
引っ越しで福岡県に移り住んだ元生徒が、
関東に来た際、
わざわざ塾に立ち寄ってくれました生徒もいました。

中学生時代に言った事を覚えており、実行する素晴らしさ

この卒塾生、
確かに、中学生通塾時代に言っていました。

「塾長!僕が働くようになったら、僕のおごりで食事に行きましょう!」
と。

それを実現したいと連絡が来たとき、
本当に嬉しいものでした。(^^)/

そして、
食事をしながら、色々な話しを聞いていると、
本当に成長を感じる言葉が多かったので、ご紹介します。

両親への「お金」という意味での感謝

自分が(今はバイトとはいえ)働くようになってから、
働いて給料を得るという事がこんなに大変なものなのか?!
と実感したとの事。

今まで、
「両親が自分にしてくれていた事が如何に凄い事だったのか」
と。

自分が当事者になった事で、
実感することが出来たのでしょう。

塾長である私自身も、
「親が子供の教育にお金を使うのは当然でしょ?」

思っていた生意気な子供で、(^^;
社会に出て、働きだした時、
「一体、何を思っていたんだ?!」という経験があります(苦笑)。

そんなこともあり、

親への感謝に関して、度々話しをしていました。
【塾に来れるのは、当たり前の事ではない】

勿論、
小学生・中学生の頃にこういった言葉を何回言っても実感が出来ないのもわかっています。

ただ、
この卒塾生のように、
後々であっても、
【実感し易くなるのは間違いない事】

改めて思いました。

周りへの感謝。精神的な成長。苦難を乗り越える力

この卒塾生の成長において、非常に分かり易い事があります。

・母親
・父親
・クラブチームサッカーの監督・コーチ
・個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室

様々な場所で
「出来ていない所を否定する」のではなく、
【出来た事を褒める】という関わりがありました。

勿論、
出来ない所への指摘がないわけではありません。

サッカーにおいても、
学習においても、

出来た事を褒めた【上で】どうすれば良いのか?を考える

という事がなされていました。

結果、自らを否定するのではなく、
自らで自らを認める

自己肯定感


育んだ成長をしており、本人も実感していました。

それが活きたのが大学生活と就活。

就活においては、
未上場優良企業への就職が決まっていました。

未上場優良企業の場合、
中長期での経営が可能であり、離職率が低い傾向にある

という特徴があります。

この企業での採用面接の際、

「根拠はなくても
心の底から、自分に自信を持って取り組むことが出来た」

との事。

当然ですが、採用企業側からの印象が悪い事はありません。
(勿論、中身がスッカラカンでは意味がないですが(苦笑))

成長過程において、

「自分がチャレンジして、何かあっても、
相談する相手がいると思うと頑張る事が出来た」

という言葉が印象的です。

その為には・・・

「堅牢な港であれ」保護者様(大人)の子供への対応

保護者様から子育ての相談を受ける事がありますが、

「子供にとって堅牢な港でいましょう」

お伝えする事があります。

何が起きても動じない港、頼れる港があると思えると、
子供は安心して航海(チャレンジ)に出る事が出来ます。

航海(チャレンジ)に出て、
上手くいかず、ボロボロになり、戻ってみたら、怒られ、
更にボロボロになるようであれば、頼りたくなくなりますよね?

それは、
子供からすれば、
「言わなければ良かった」という心理状態。

いつでも立ち寄れると思える安心できる港、
特に中学生は、
大人になるまでの残り期間の短さを考えると、

【直接的な】口出しをするのではなく、気づきを与えて、見守る事

の方が成長を促せます。

見守るというのは、
勿論、何もしてはいけないという意味ではありません。

本当に大ケガ状態になりそうな時には、
直ぐに手を差し伸べる事が出来る状態でいる事。

「見守る」と「放任」には
この点で、大きな違いがあります。

法改正がされた今、
中三生からすれば、たった3年で成人。

大人はいつまでも子供の傍にいる事は出来ません。

成功も失敗も、両方を通じて、
自ら考える【訓練】をしない事には、出来るようにはなりません。

正直、この過程においては、
大人側は相当イライラすると思います(^^;
というのも、
大人は出来てしまうので、直接的な口出しをした方が楽だからです。

それこそ、まさに、
「堅牢な港でいましょう」になります。

【より詳しく】は
下記、
「褒め育てが最良?」まで読み進めてください。

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至れり尽くせりの手土産まで

正直、ここまでしてくれなくて良かったのですが、
「昨日まで、地方に行っていたので」

お土産まで頂きました。

本当にありがとう!

今回は
7年前に言ってくれた事、
その想いを実現するために、素直におごって頂きました。

既に卒塾した生徒。これから卒塾する生徒。これから塾生になる生徒。

学生から大人になるという事は、
今までにない程の環境変化が起きます。

近況報告、悩み相談、色々とある時には、気軽に言ってくださいね。

下記、
この卒塾生と話しの際、話題になったので、
余談として、
余裕があれば、読み進めて頂ければと思います。

講師の質、昔から言われている事

転塾生から話しを聞くと、

学習塾業界、
頑張っている塾、講師も間違いなく多いですが、

一方で、
相変わらずいつまでも多いなと思う事、

それが、

・「あなたのわからないがわからない」
・「それはさっき言ったでしょう?」

等々

言ってしまう講師の存在・・・。

私からすると、
これを発言する塾・講師は、職務怠慢としか思えません。

「あなたのわからないがわからない」

それは教えている側がそういった経験がないから。
そして、
相手を分かろうとしていない証拠。

学生時代、成績優秀な
教室長・講師であればあるほど、
経験がないため、【起きやすい】ことです。

ちなみに私は、人生は一回だ!と
第二次ベビーブーム世代・就職氷河期世代という荒波の世代にも関わらず、
職種の違う転職を何回か行ってきました。

それこそ
「わからない事しかない」でした。

そして、
「わからない」のほとんどは、出来ない以前の【知らない】です。

先ずは、
【知る】ところから始める必要があります。

「それはさっき言ったでしょう?」

一例として、
講師の説明が上手いとしても、講師の言葉と、生徒の語彙が合わなければ、
そもそも説明の意味がわかっていません。

説明されている言葉(日本語)の意味がわからなければ、
当然わかるわけがありません。

こういった場合、
大人側が意識的に、語彙を下げて話す必要があります。
いわゆる翻訳の状態。

日本語なんだからわかって当たり前でしょう?
というのは
【わかっている人の言い分】であり、わからない側からすればわからない。

「さっき説明した」といっても
その「さっき」において、
それが何を意味してるのか分からなければわかるわけがないですね。

個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室には、
そういった講師はいませんので、ご安心ください。

褒め育てが最良?

最近は育児本も多くあり、
多くでは「褒めて育てましょう」との記載が目立ちます。

学生講師や卒塾生の中には
学校の教師を目指して、
教育学部で学んでいる講師・卒塾生もいます。

そういった講師・卒塾生に話しを聞くと、
昔とは違い、
今は、大学でも育児に関する学びが多くあるようです。

勿論、
褒めて育てるのが一番です。

ただ、
多くの本でも書いてあるはずなのに、
見落とされがちなのが、

なんでもかんでも褒めれば良いというものではありません。

特に避けたいのは、やってもいない事を褒めるのは避けたい所。
「えっ、そんな事していないけど?!」

調子に乗る事にもなります。

こうならないようにするためには、
上記でも記載している【見守り】が必須になる事が分かると思います。

そして、人は、
座していても何も変わらず、
行動する事でしか成長はないのですが、

スマホばかり、ゲームばかり、SNSばかり、
をしているようであれば

そこに褒めるポイントはないので、気づきを与える事が必要になります。

また、
それではどうにもならないようであれば、
(特に、スマホ・ゲームに関しては)
ルール作りも必須になります。

大人の世界が結果を求められる世界なので、
どうしても、結果にだけ目が行ってしまいます。

しかし、

・【その子供にとっての】成長過程を褒める

・やった(行動した)事を褒める

ようにすると
子供は自分に自信を持つことが出来るようになります。

それが、
大人から見たら【当たり前と思う事も】です。

大人から見れば当たり前の事でも、
お子様にとっては、当たり前ではなく、
頑張ったのです。

勿論、結果は必要ですが、

まずは
【その子供にとっての頑張りを認め】
その上で
改善するにはどうすれば良いかを考える

こういった事の繰り返しで成長していきます。

前向きな発言や行動を取るお子様は、
ほぼ共通して、
こういった環境にいます。

今回食事に誘ってくれた生徒で言えば、

・母親
・父親
・クラブチームサッカーの監督・コーチ
・個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室

様々な場所で
こういった大人とのかかわりがありました。

言うは易く行うは難し
で、

簡単に出来るとは言いませんが、
【自覚】と【無自覚】は大違いです。

今一度、
子供に対してどのような声掛けをしているのか?

思い返すキッカケの一つになれば・・・と思う所です。

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個別学習のセルモ戸塚けやき通り教室では、
通塾しているお子様に対して、
今回ご紹介したような指導を行っております。

とはいえ、我々も魔法使いではないので、
【超】ネガティブ思考のお子様の場合、本当に時間がかかります。
こちらがネガティブ思考に毒されるぐらいに(苦笑)。

ただ、
期間はマチマチであり、お子様により違いがありますが、
その変容が見られるようになると
我々も嬉しいものです。

まぁ・・・。
そういった変化は徐々に変わっていくので、
本人は自覚がないことが多いんですけどね(^-^;

「私、そんな事言ってないですよー」
とか(笑)

勿論、それで良いんです。
このように言っているという事は、成長した証ですから。

我々は感謝されたくて指導しているのではなく、
その生徒自身の

そういった自己の成長


嬉しいのですから(^^)/

ご家庭・セルモ戸塚けやき通り教室、
ご一緒に、あなたの大切なお子様の為に、頑張りましょう!

———————————————-

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この記事を書いた人

 中学生のころ、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾を開業。
 学力だけではなく、子どもの自己肯定感・自己効力感を育み「状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人」へと成長する一助となることを「理念」とし、児童心理学・脳科学も活用し、子どもの「分からないことが分からない」に寄り添った指導も行う。
 その子どもの成長には家庭環境が不可欠。親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親子関係の構築・改善相談」を行っている。

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